実績の詳細
伝統的建造物保存地区に佇む、築100年を超える木造2階建ての古民家を、若い夫婦の新しい暮らしに合わせてリノベーションしました。歴史的価値を守りながら、現代の生活動線や快適性を丁寧に織り込んだプロジェクトです。
外観はまちなみとの調和を大切に、外壁色をトーンダウン。落ち着いた配色によって、建物の持つ風格をより引き立てる仕上がりとしました。内部では、経年変化の味わいが心地よい杉板フローリングを新たに張り込み、足触りの柔らかさと木の温もりを感じられる空間へと刷新しています。
長い時間をともにしてきた建具は、既存のものを塗装・メンテナンスし再利用。必要に応じてリメイクも施し、古民家ならではの素材感を継承しました。
食事やお酒を楽しむことが好きなご夫婦のために、キッチンはカウンター機能を兼ね備えた大型の造作キッチンを製作。間接照明を組み合わせることで、家庭の中にいながらバーのような落ち着いた雰囲気を楽しめる空間としています。
照明計画ではブルックリン調の器具を採用し、伝統と現代デザインが心地よく融合した和モダンのインテリアに仕上げました。歴史の重なりと新しい暮らしの息遣いが調和する、古民家再生のひとつの形となりました。










